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2009年06月17日

このトンネルは必要か?徹底検証を!

霧島市隼人町日当山を過ぎ、湯田地区を過ぎる頃から、天降川沿いの国道は、民家が途絶え、川と国道を挟んで樹林帯が続き、秋になると見事な紅葉で通る人の目を楽しませてくれる。また川も、両岸が岩で覆われ、ちょっと規模の小さな高千穂峡を髣髴させる光景が広がり、私の大好きなスポットだ。

このルートで、今トンネル工事が進められている。風光明媚な光景とは不釣合いのコンクリートがドンドン広がっている。カーブの多いこのルートの一部をショートカットしようとするものだ。

この川のすぐ上流の妙見温泉のホテルの方々に聞いたところ、地元から要望したものではなかったとのこと。また、説明会はあったらしいが、何の案内もなかったとのこと。

さらに大きな問題は、工事箇所の上に荒瀬城跡があり、その地に2千年の樹齢を数える樫の木がある。この木が工事のために踏み荒らされ、見る見る弱ってきたそうだ。地元有志の働きかけで、専門家に頼んで、樹勢回復を図りつつあるとのこと。

今、国の財政逼迫の中、公共事業の見直しが叫ばれている。もちろん必要な公共事業は、しっかり進めねばならない。しかし、当然として無駄な公共事業は排除していかねばならない。このトンネル工事が本当に必要な事業なのか、強い疑問を抱かざるを得ない。

加えて、貴重な自然遺産ともいえる樹木が事業推進のため、踏みにじられるようなことがあって良いのだろうか。

国の事業として行われているこの件について、私は、その必要とした根拠、計画推進のプロセス、地元住民の意向、自然保護の観点からの検証など、徹底して調査を進めていきたい。

このトンネルは必要か?徹底検証を!



Posted by みなよし稲生 at 13:34│Comments(0)
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