2010年02月05日
悲願の湧水町阿波井堰改修へ全力!
みなよし稲生でございます。
過去の記事でも何度か取り上げたことのある「阿波井堰」、
ご存じの方も多いと思います。
川内川上流に位置する湧水町吉松地区は、
30年間に17回もの洪水被害に見舞われた地域です。
その元凶ともいえるのが、川幅が極端に狭くなり、峡谷の地形になっている所に、
チッソ(株)の発電用井堰があり、川をせき止めてしまっています。
吉松地区は、加久藤カルデラの盆地状の地形で、
川をせき止めると、遊水地の状態化してしまいます。
狭い川の構造物によって洪水を起こすのは、
まさに人災と言わざるを得ません。
お年寄りの方で、雨が降ると震えが来るというPTSD(心的外傷性ショック)を患っておられる方もおられるともこと。
これに対し、町長はじめ、議員の皆さん、地域の期成会の皆さんなど、
熱心に粘り強く「阿波井堰の可動堰への改修」の取り組みが続けられてきました。
本当に熱心な活動に心からの敬意を表します。
民主党県連でも、本県の新年度予算に向けた重点課題に挙げさせていただき、
地元の皆さんと合同の国土交通省との協議も重ねてまいりました。
何とか実施設計までこぎつけました。
合併した湧水町の融合の象徴でもある「早期の阿波井堰の可動堰への改修、狭窄部の開削」により
災害に強い町づくり、豊かなふるさと作りに向け、がんばりましょう。
過去の記事でも何度か取り上げたことのある「阿波井堰」、
ご存じの方も多いと思います。
川内川上流に位置する湧水町吉松地区は、
30年間に17回もの洪水被害に見舞われた地域です。
その元凶ともいえるのが、川幅が極端に狭くなり、峡谷の地形になっている所に、
チッソ(株)の発電用井堰があり、川をせき止めてしまっています。
吉松地区は、加久藤カルデラの盆地状の地形で、
川をせき止めると、遊水地の状態化してしまいます。
狭い川の構造物によって洪水を起こすのは、
まさに人災と言わざるを得ません。
お年寄りの方で、雨が降ると震えが来るというPTSD(心的外傷性ショック)を患っておられる方もおられるともこと。
これに対し、町長はじめ、議員の皆さん、地域の期成会の皆さんなど、
熱心に粘り強く「阿波井堰の可動堰への改修」の取り組みが続けられてきました。
本当に熱心な活動に心からの敬意を表します。
民主党県連でも、本県の新年度予算に向けた重点課題に挙げさせていただき、
地元の皆さんと合同の国土交通省との協議も重ねてまいりました。
何とか実施設計までこぎつけました。
合併した湧水町の融合の象徴でもある「早期の阿波井堰の可動堰への改修、狭窄部の開削」により
災害に強い町づくり、豊かなふるさと作りに向け、がんばりましょう。
2010年02月04日
鹿児島探検記~長島編~
鹿児島探検記、今回は「長島町」です。
まずは先日国会事務所に来ていただいた長島町役場の皆さんにご挨拶。
役場の方のアテンドで、町が一望できる公園?に行きました。

「海だー!山だー!鰤だぁぁぁ!!!」
そんな私の叫びがこだまする自然が美しい町です。
すごーく風が強くて寒い日だったのですが、
そのお陰か、空気が澄んで遠くの島までよく見渡せました。

長島の赤土は馬鈴薯の栽培に適しているらしく、
鹿児島県は北海道、長崎県に続き、全国第三位の馬鈴薯の生産地です。
馬鈴薯畑、アップだとこんな感じです。

ここで出会った野良猫(いつも居る公園の主らしいです)は、
毎日誰かが鰤王(地元ブランドの鰤)を与えているとしか思えないほど
大きな大きな猫でした。
どうしよう・・・虎とかだったら・・・
先日ここにも書かせていただいた赤潮の被害を受けた長島町ですが、
漁港は活気に溢れていて、
なんと地元の漁師さんから大きな鰤をいただきました。
本当にありがとうございました!
夜、宿泊先の方にお願いして
お刺身、鰤しゃぶ、塩焼き、煮付けなどなど、
フルコースで美味しくいただきました☆
(ちなみに鰤のお供は勿論、長島限定「島娘」です!)
どうしよう・・・ただでさえアクビ顔が虎に似てるのに更に似てきたら・・・
海の幸も山の幸も楽しめる長島町、
出水で出会った鶴たちが春に飛び立つ様子も見れるそうです。
まずは先日国会事務所に来ていただいた長島町役場の皆さんにご挨拶。
役場の方のアテンドで、町が一望できる公園?に行きました。

「海だー!山だー!鰤だぁぁぁ!!!」
そんな私の叫びがこだまする自然が美しい町です。
すごーく風が強くて寒い日だったのですが、
そのお陰か、空気が澄んで遠くの島までよく見渡せました。

長島の赤土は馬鈴薯の栽培に適しているらしく、
鹿児島県は北海道、長崎県に続き、全国第三位の馬鈴薯の生産地です。
馬鈴薯畑、アップだとこんな感じです。

ここで出会った野良猫(いつも居る公園の主らしいです)は、
毎日誰かが鰤王(地元ブランドの鰤)を与えているとしか思えないほど
大きな大きな猫でした。
どうしよう・・・虎とかだったら・・・
先日ここにも書かせていただいた赤潮の被害を受けた長島町ですが、
漁港は活気に溢れていて、
なんと地元の漁師さんから大きな鰤をいただきました。
本当にありがとうございました!
夜、宿泊先の方にお願いして
お刺身、鰤しゃぶ、塩焼き、煮付けなどなど、
フルコースで美味しくいただきました☆
(ちなみに鰤のお供は勿論、長島限定「島娘」です!)
どうしよう・・・ただでさえアクビ顔が虎に似てるのに更に似てきたら・・・
海の幸も山の幸も楽しめる長島町、
出水で出会った鶴たちが春に飛び立つ様子も見れるそうです。
2010年02月03日
八ッ場ダム問題を考える
みなよし稲生です。
八ッ場ダム事業の計画は、昭和22年(1947年)の
カスリーン台風で利根川流域で洪水が起こり、
千人以上の死者が出る甚大な被害が発生したのを受け、
昭和24年に利根川改修計画が策定され、
その一環として事業計画されたものです。
当時は、ダム水没する住民の皆さんはじめ激しい反対運動が続いたそうです。
昭和44年(1969年)、初めてダム建設説明会が開かれ、
翌年から建設に向けた事業がスタートしました。
当初、事業費2,110億円で始まったものが、現在は4,600億円となっています。
しかも、今現在で事業費の約7割、3,200余億円をすでに支出していますが、
ダムの本体工事は未着工であるばかりでなく、
未だに付替国道の完成区間はわずか6%、
付替県道は、2%とほとんど進んでいません。
加えて、事業費に計上されていないものとして、
ダム周辺の地すべり対策工事として数百億円が見込まれています。
このまま事業を進めると莫大な支出を余儀なくされることは必定です。
また、下流の利根川流域の防災対策も進み、この60年洪水被害も発生していません。
私たちは、財政の厳しい今こそ、
【公共事業のあり方】をみんなで考えることが必要ではないでしょうか。
決めたからには、何が何でも、何年かかってもやるという発想は、
見直さねばならないのではないでしょうか。
限られた資源(財源)を大切に使うために!
未来のために、子供たちのために!
八ッ場ダム事業の計画は、昭和22年(1947年)の
カスリーン台風で利根川流域で洪水が起こり、
千人以上の死者が出る甚大な被害が発生したのを受け、
昭和24年に利根川改修計画が策定され、
その一環として事業計画されたものです。
当時は、ダム水没する住民の皆さんはじめ激しい反対運動が続いたそうです。
昭和44年(1969年)、初めてダム建設説明会が開かれ、
翌年から建設に向けた事業がスタートしました。
当初、事業費2,110億円で始まったものが、現在は4,600億円となっています。
しかも、今現在で事業費の約7割、3,200余億円をすでに支出していますが、
ダムの本体工事は未着工であるばかりでなく、
未だに付替国道の完成区間はわずか6%、
付替県道は、2%とほとんど進んでいません。
加えて、事業費に計上されていないものとして、
ダム周辺の地すべり対策工事として数百億円が見込まれています。
このまま事業を進めると莫大な支出を余儀なくされることは必定です。
また、下流の利根川流域の防災対策も進み、この60年洪水被害も発生していません。
私たちは、財政の厳しい今こそ、
【公共事業のあり方】をみんなで考えることが必要ではないでしょうか。
決めたからには、何が何でも、何年かかってもやるという発想は、
見直さねばならないのではないでしょうか。
限られた資源(財源)を大切に使うために!
未来のために、子供たちのために!