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Posted by チェスト at

2010年02月03日

八ッ場ダム問題を考える

みなよし稲生です。

八ッ場ダム事業の計画は、昭和22年(1947年)の
カスリーン台風で利根川流域で洪水が起こり、
千人以上の死者が出る甚大な被害が発生したのを受け、
昭和24年に利根川改修計画が策定され、
その一環として事業計画されたものです。
当時は、ダム水没する住民の皆さんはじめ激しい反対運動が続いたそうです。

昭和44年(1969年)、初めてダム建設説明会が開かれ、
翌年から建設に向けた事業がスタートしました。

当初、事業費2,110億円で始まったものが、現在は4,600億円となっています。
しかも、今現在で事業費の約7割、3,200余億円をすでに支出していますが、
ダムの本体工事は未着工であるばかりでなく、
未だに付替国道の完成区間はわずか6%、
付替県道は、2%とほとんど進んでいません。
加えて、事業費に計上されていないものとして、
ダム周辺の地すべり対策工事として数百億円が見込まれています。
このまま事業を進めると莫大な支出を余儀なくされることは必定です。
また、下流の利根川流域の防災対策も進み、この60年洪水被害も発生していません。

私たちは、財政の厳しい今こそ、
【公共事業のあり方】をみんなで考えることが必要ではないでしょうか。
決めたからには、何が何でも、何年かかってもやるという発想は、
見直さねばならないのではないでしょうか。

限られた資源(財源)を大切に使うために!
未来のために、子供たちのために!
  

Posted by みなよし稲生 at 14:37Comments(0)みなよし稲生