口蹄疫問題で申し入れ

みなよし稲生

2010年05月12日 11:17

口蹄疫による被害拡大は、
3月20日の発生確認以来、
宮崎県川南町、えびの市を中心に71戸、
牛豚合わせ7万7千余頭に達し、
衰える気配を見せていない。
この間、県境を中心に本県に通じる道路での
24時間体制による懸命の車両消毒作業、
畜舎周辺への消石灰散布による防疫対策、
立ち入り禁止措置等により、
鹿児島県への被害を食い止めている。
改めて関係者のご苦労に敬意を表します。

これらを受けて、現地の状況を踏まえて
党の農水担当一川副幹事長及び、
農水省山田副大臣に対して、
口蹄疫対策に関する要請を
鹿児島県連国会議員団で行った。




要請内容は、
①予防措置の徹底
②農家支援策
③自治体への財政支援
④感染経路特定と再発防止策
⑤情報提供と関係機関の連携強化
⑥風評被害対策等
である。
畜産農家は、被害の拡大に怯えつつ、
せりや繁殖が止められ、
経営が成り立たない状況に陥っていることから、
早期の終息を求める悲鳴が上がっていることを訴えた。

山田副大臣からは、あらゆる手段を講じて
被害の拡大を止めて行きたいこと、
屠殺処分の8割から全額保証にすること、
農家への経営支援融資制度、
自治体への財政支援等進めたい
との見解が示された。




全国一の畜産県である鹿児島の畜産業を守り抜くため、
採りうるあらゆる手段を講じて、頑張っていきたい。
畜産農家の皆さん、自治体、農業団体等関係者の皆さん、
力を合わせてがんばりましょう。
そのために、多くのご意見、ご要望をお寄せください。


ちなみに今回から文字サイズを大きくしてみました。
如何でしょう???

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