ここが決め手!?!?

みなよし稲生

2010年05月10日 15:31

鳩山政権が普天間問題で揺れている最中、
北マリアナ諸島のサイパン島、テニアン島を訪問した。
テニアン島とは、アメリカ合衆国の自治領である14の島から成る北マリアナ諸島の一つで、
首都のあるサイパン島の南8㎞、グアム島の北130kmに位置する
面積100k㎡、人口約3,500人の島で、
太平洋戦争の激戦地、B29の日本空襲、広島・長崎の原爆の発進地でもある。

到着早々に、知事公舎で北マリアナのフィティアル知事、イノス副知事、
レイエズ上院議会議長、グアムのカマチョ知事、
テニアンのデラクルス市長等と会談に臨んだ。



知事等からは、天皇一家が訪問されたことに謝意が述べられ、
日本の文化が当地でも大きな貢献をしていることへの感謝の表明があった。



普天間基地を誘致することが、軍事的にも経済的にも効果が大きいと結論を示され、
今月16日、ワシントンへ赴くので、
合衆国政府へその意向をしっかり伝えたいとの表明、
並びに「日米間の架け橋になりたい」との発言があった。
また、これらの州政府としての考え方を記載した
両知事の鳩山首相への親書を預かり、
本日午後3時に官邸へと運ばれた。
我々訪問団としても、知事及び州政府としての方針を重く受け止め、
鳩山総理にお伝えし、政府の方針に反映できるよう努めたいとの返答を行った。


(左:カマチョ知事 右:フィティアル知事)

翌日は、テニアン島へ赴き、市長、議員等との会談を行い、
島発展のためにも、海兵隊受け入れを図りたいとの意向が示された。

同島は、平らな地形で、滑走路が何本も整備された島で、
朽ちかけた旧日本軍の対空砲が、モニュメントとして残されていた。






そして本日午後1時半から視察報告の記者会見を行った。



日米の協力関係の強化、アジア地域の平和、
そして沖縄の方々の負担の軽減という観点から、
政権交代の真の意義を具体化するため、
民主党の他の議員たちへも働きかけ、早急に取り組んでいきたい。

関連記事