京セラ・稲盛名誉会長の「がんばって」の言葉に感激!

みなよし稲生

2009年04月10日 12:07

8日は、京セラ、稲盛和夫名誉会長の「人は何のために生きるのか」と題した講演を聴講する機会を得ました。
稲盛会長の著書「稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか」をかつて読んだことのある私にとっては、なぞるように稲盛先生の人生の変遷を拝聴しつつ、厳しい企業環境においても、慈愛に満ちた生き方に、感銘を受けました。

お話の中に、「利他の精神」が貫かれていること、最も大事にすべきは、お客様、そして社員であることを経営理念の中心に置かれている事が、歴史に刻まれる卓越した企業家としての存在として評価されるゆえんだと感じました。
「派遣切り」とか「整理解雇」とかいう言葉が飛び交う時世にあって、その卓越振りが際立っているのが分かります。
また、稲盛名誉会長は、「盛和塾」を全国各地で開設し、全国の中小企業家に対し、自らの経営理念をもとに、経営指南を行っておられるのは、ご承知のここと思います。

稲盛先生の言われる「利他に精神」は、私の座右の銘としている「For Others」(フォーアザース=みんなのために、出身校の校訓)と通じるものがあると感じました。政治に携わるにあたって、このことを常に考えながら事に当たるべきだと改めて決意しました。

このあと行われたパーティーにおいて、稲盛先生にご挨拶に伺った際、先生から肩をポンポンとたたかれながら、
「今度こそ、がんばって」と激励され、またまた感激し、「国民の幸せのために、必ず勝利する」と決意を新たにしました。