とうもろこしの自家栽培に農業の未来を垣間見た!
6日は、伊佐地区の街宣、訪問活動を行いました。
久しぶりに、快晴で気温もグングン上がって、行動を重ねていくと汗ばむほどの天候に恵まれました。
農村地区の畑で、初老の農家の方が、防鳥用のネットを敷設されていました。とうもろこしの種を播いたが、カラスが種をついばむために、ネットを敷設し、これで安心だと言っておられた。
牛の肥育を行っているが、飼料が高騰して割に合わなくなってしまった。自家栽培で飼料代を節約するのが目的だ、とのことでした。
牛の肥育にえさ代が、三十万円もかかり、牛の価格の低迷も加わり、採算が取れないと他の農家からも聞いてきました。
畜産農家、特に小規模農家は、撤退せざるを得ない状況になっています。
また、食料自給率引き上げに、家畜えさの栽培拡大は重要なポイントになっています。 (※家畜えさの栽培拡大は自給率の計算に加算される)
さらに、日本は耕作放棄地がドンドン拡大し、深刻な農政の課題になっています。
家畜えさ用の農地の活用も、今後の大きな課題です。
お話をお聞きした農家の「とうもろこし」が見事に実ることを願わずにおれなかった。