新年明けましておめでとうございます。
長期間、ブログをお休みして申し訳ありません。
多くの方から、お叱り、お問い合わせを頂きました。
心機一転、可能な限り書き続けるつもりですので、ご容赦ください。
(ここから長文になりますので、携帯からご覧の方は読み辛くなると思いますがお許し下さい。)
本年の初行動は、年越し前に、霧島町の支持者宅で、手打ちのそばを頂き、英気を養って、0時前から霧島神宮で初詣の善男善女の皆様への、新年挨拶行動でスタートしました。小雪の舞う中での行動でしたが、みなぎる熱気で吹き飛ばしました。〈本当は寒かった〉
その後、鹿児島神宮(隼人町)、2日は出水の八幡神社、米ノ津の加紫久利神社、3日は大口の八幡神社などでの挨拶行動を展開しました。
これだけ神様に頼べば、大丈夫かな?
しかし、新年気分が吹き飛んだのは、異例の5日から始まった通常国会の麻生首相のお粗末な答弁。定額給付金をめぐって、ブレまくっています。
2兆円もの巨額の国家財政を投じようとしているのに、しっかり詰め切っていない、余りにもずさんなプランニングに唖然としてしまう。
自治体勤務当時、国の補助金をもらうのに、数百万の補助金でも、
十センチもの厚さになる資料を添付し、詳細な説明を求められたこととの落差を感じずにおれません。
この給付金については、国民の7~8割の反対が世論調査で明らかになっています。
私も、はっきりと【反対】を表明します。理由は、
①99年の地域振興券でも、経済効果32%。クーポン券(期間内に使わねば損の気持ちが働く)でなく、現金・口座振込みの給付は、更に効果は低下すると思われること。
②消費税3年後引き上げとのセットであること。
③選挙対策のそしりを脱がれないこと。
④国民の皆さんが言われるとおり、もっと有効な使い途があること。
私なら2兆円をこう使う!
様々な国民からの使い途についてのご意見を、マスコミ等を通じてお聞きしています。
私は、ずばり、雇用対策に全額投じるべきだと考えます。
これから失業者は、未曾有の数に及ぶことが想定されるからです。
若年層に限らず、中高年層を含め、稼動層の就労可能な状態を追求すべきと考えます。
国と地方が財源を分割し、雇用創出に向けた事業を展開する。
国は、国有林整備など国の所管するエリアを対象とした事業で雇用創出を図る。
地方は、公共工事では生活環境整備など労働集約的な事業を中心に、企業に新たな雇用を義務付けて雇用創出を進める。
まだ、NPOの活用など様々な雇用の場が想定されると思います。それぞれの自治体などで工夫をして展開されればと考えます。
リーマンブラザーズの破綻に端を発する世界金融恐慌は、新自由主義経済の脆弱性を暴露しました。日本もその渦中にあったわけです。あらためて、「ものづくり日本」の再生に向けて動き出さねばと強く思います。
人間が「はたらく」ことの大事さを今一度、考えてまいりたい。
本年もよろしくお願いします。